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阿修羅の部屋


[20] 揚羽蝶
詩人:阿修羅 [投票][編集]

もしも、哂っていた
としても、僕が
幸せ、でないと
誰が理解るだろう

全てが夢、と云うなら
それはそれで、
嘘は無いのだろう


見捨てられた、
此の世界での
繋がる術を


まるで、決まり文句


アワレナボクニ、スクイヲ



繋がりはしない

きっと、遠いのだろう

吐かれる架空、は
理想と現実を行き来する

自ら、の意思のように


ひらひら、舞い降りた
哀しげな揚羽蝶

透き通った羽、に

変わるであろうか、

未来を映して


すり替えられたことに
気付きもしない


愚かな僕を残して

2005/09/30 (Fri)

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