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阿修羅の部屋


[227] その、ごたついているもの
詩人:阿修羅 [投票][得票][編集]


そうやって
見えるのが さ


きらきらしてると


じこ けんおに
おそわれる


いつだって
わたしには
なにもなくて


できた あなた も
自ら消してしまった



まずは 手を切ろうかって
錆びた刃物を突き立てても


なにもかわらない
かわれない




みたして、くれよ
わたしを


どこに いるんだ



って





すべてにがんじがらめ



ただ、
ながされるがままに



あのころから

なにもかわっていない


感情をいつわれるようになってから
演じられるようになってから



ほんとのわたしはずっと


へやのすみで膝を抱えて座ってる



ほんとは さ

その頃の自分を
抱きしめる事が
大切らしい

自分を一番愛せないのに

それが一番難しい事








手を伸ばして

笑うよ

泣けないから




とおく

とおく




ははは




消えてしまう よ




そんなもんやって

あきらめて




手を
突き刺す

2010/09/24 (Fri)

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