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阿修羅の部屋


[237] それ、をころした時からずっと
詩人:阿修羅 [投票][編集]


そこから少し、
見えているんだろう

見えざるその
未来ってやつが


いつだって
遠くからみている

君の目、眼、瞳、め

めが、みえるよ



色が わからない

空間を 独占したくて

吐き出した

俗に云う

汚い感情とやら


どうしていいかわからない



手を伸ばしたい


汚い キタナイ きたない

わたしは

君に近づく術すら知らないけれど

見放さないでいて

わたしを



そこにいたくて


いたくて

痛くて

ずっと



自分が気持ち悪くなる



解りたくて

解らなくて

判らなくて



切れなくて


泣くすきも資格もなかった

きっと



届いて ない

解ってる フリをしないで




交錯する思考も感情も

いつだって邪魔


呼吸が できなくなるから





こうやって

消したはずの

感情をほじくりかえして

紡ぎなおして


結局、

わからなくなって






、答えは単純な

はずだった



いつからこんなに

難しくなったの

2012/02/04 (Sat)

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