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阿修羅の部屋


[4] 旋律
詩人:阿修羅 [投票][編集]

耳に、ヘッドホン当てて



見てる、ようで見てない




映した瞳、の向こう側





旋律に乗せて、吐き出すのは





昔の、痛みだったりとかする






何も、見ていなくて良い





きっとそうだ、って






勝手に思ってたりする






このまま波に攫われて






何も感じなくなって






しまえれば、いいのにね。








こんな時涙は





意味を持たないから嫌になる






独り、でいいんだって





思ってることにする






ねえ君も、離れてしまうから






掴んだ裾はきっと無情にも






振り払われたりすんの、かな







見てないようで、見ている、よ







心のみしみし、は聞かないでおく







きっと、旋律で掻き消して

2005/05/30 (Mon)

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