耳に、ヘッドホン当てて
見てる、ようで見てない
映した瞳、の向こう側
旋律に乗せて、吐き出すのは
昔の、痛みだったりとかする
何も、見ていなくて良い
きっとそうだ、って
勝手に思ってたりする
このまま波に攫われて
何も感じなくなって
しまえれば、いいのにね。
こんな時涙は
意味を持たないから嫌になる
独り、でいいんだって
思ってることにする
ねえ君も、離れてしまうから
掴んだ裾はきっと無情にも
振り払われたりすんの、かな
見てないようで、見ている、よ
心のみしみし、は聞かないでおく
きっと、旋律で掻き消して
2005/05/30 (Mon)