| 詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
なんだか 寂しくて
なにかに 心が負けそうになるよ
この頃 冷たい夜風が
すっと
コートの内に入って
忘れかけてた 古傷にさわる
目を閉じたくなる
歩きたくなくなる
救いを求めて 見上げてみても
色づく葉は 音も無く落ちて
星の光も 遠く弱くて
もう 手の届かないことを知る
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思えば たくさん我慢してきました
好きな人に悪口を言われても
仕事で誰かに傷つけられても
愚痴をこぼせる相手がいなくても
笑って「また明日」といえる
友達がいなくても
ずっとひとりで…
だから多分 耐えられなくて
体が壊れてしまうのでしょうね
健康を害してまで
なんで
我慢してるのでしょうね…
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だいたいが ウソと幻想
真実は闇 影の中
信じられる人なんて ごくわずか
そんな中で 探せというの?
運命の人 本物の愛
どこにあるっていうんだろう
生きてる意味も
この命の価値も
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もし今
あなたが目の前にいて
肩をトントンと 触れられただけで
脆く崩れて
溢れ出してしまいそうな
儚く破れて
乱れ狂ってしまいそうな
精神状態なのに
肝心なときに 涙も出やしない…
あぁ
壊れてしまったんだね
感情表現も ままならないくらいに
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ずっと前から 泣いてなくて
本当は たくさん泣きたいくらい
つらいことに
直面しているはずなのに
危機に瀕してるはずなのに
現実だと受け入れられていない
そんなワケでもないのに
心のどこかで 配線が
切れてしまっているみたい
泣いたらきっと楽だろうに
泣いたらきっと落ち着くだろうに
ポッカリ 穴が空いたまま
埋める術も知らなくて
気持ちがずんと 沈んでいるけど
カチカチと切り替えてみても
まるで反応しないみたい
…もう壊れてしまったのね
だれが気づいてくれるというの?
だれが治してくれるというの?
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世の中
諦めた方が楽なこと
たくさんあるけれど
かといって
偶然の重なり
不思議な巡り合わせ
せっかくのチャンスや
タイミングって
そうそうあるものでもないと
思うけどね
本当に それでいいの?
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その優しさは 無料じゃない
あなたが使えば 擦り減る人がいるんだよ
消耗する人がいるんだよ
そこまでわかってて、その態度?その言葉?
ねぇ 考えたことある?
あまり 調子に乗らない方がいいと思うけど
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仕事の諸々で
体を壊したとき
「じゃあ、もうそのやり方はできないんじゃないか?
今までのやり方では また体を壊す
通用しないということなんじゃないか?
【スタイルを変えろ】と
だれかに
言われてるようなものだと捉えて
考え方、感じ方を変えてみたらどうかな?」と
さりげなく 教えてくれた
先輩は
尊敬できる人
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毎日、あー嫌だな
やりたくないな と思うことでも
やり終わると達成感と
今日もやったぞ と自己満足で
自分のことを ちょっとだけ
好きになれる気がしてる
「遠い目標を目指すには
これが一番の近道なんだ」と
どこかで 誰かも 言ってたような
悔しい気持ちを 胸に
あの瞬間の恥を 糧に
負けたくないなら やるしかないよな
負けたくないから やるしかないよな
いつか来る その時のために
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やりたくない、面倒くさいって
本当は 口に出さないだけで
みんな思っているよ
だけど
誰かが働いているから 世界が回っていて
あなたが働いてるから 誰かが休めているんだよね
愚痴や弱音を 吐いてもいいから
もうこの瞬間の 意地でもいいから
足を向けて 踏み出して
顔上げて 声出して
なんとかして この状況
一緒に 乗り越えていこうよ