ホーム > 詩人の部屋 > フィリップの部屋 > FRY

フィリップの部屋


[228] FRY
詩人:フィリップ [投票][編集]

うすくれないの空を
渡り鳥が滑ってく

見慣れた筈の
朱いシルエットが
僕の感覚を
その何十倍にも
研ぎ澄ましてくれる

チェリオグレープ
チャーリー・ブラウン
オンシジウム

光の速さで上昇する虚心の中に
僕はピーナッツを投げ入れる


「I Can fry」って
こないだ姪っ子が
叫んでいた

2007/09/29 (Sat)

前頁] [フィリップの部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -