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是清。の部屋


[123] サンダア・ミシン。
詩人:是清。 [投票][編集]

網目模様の青い宙
湿った足元
繫ぐ白糸
とおく視得るね、
あなたと僕を結ぶ朝の昼の夜のミシン糸。

黄色く、
光る
怒る、
宙の槍

乾いて消え去る事恐れた昔の昔のヒトが縒ったんだね
此処から続いて遥か先へ伸びる力強い ちから

耳の奥に響く腐りかけの臓腑に染みる
僕の奥の方まで

聞こえるでしょう?

侵食していく
大地宙僕とあなたを
繫いでいく。
黄色い
ミシン。

2004/06/15 (Tue)

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