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是清。の部屋


[127] 富と不衛生な家。
詩人:是清。 [投票][編集]

振り返って訊ねた音が飛散したこころを繫ぐ行為可笑しい?
転ばされた先には何も無い殺された昨日の僕何も無い無いんだおかしい?
最先端の機能と喜び見違えた時様散散使用使い古された體
這い蹲り明日を嘆願する此の汚れた空見上げる僕腐った個室
侵された金色の脳サヴァイバル、アナーキズム小走り最低な秩序?
散乱した透明な君を受け入れる容器はじまりの波、谷
彷徨うんだ窺うんだ試すんだ此の世の果て僕と君の意味を
戦うんだ囁くんだ気付かぬ振り鷹揚に果て僕と君の今を
恐い?

最高に総合的に見た気分、其れだけ
汚すのが仕事其のような僕に長く輝かしい未来?
最低に最高な自分を演じているつもり

気に障った音は此間聞いた声
最後まで散らかりっ放しの此の部屋
残念そうに症状を受諾する君捌けた清浄に満足する僕
最低に転がった底辺の僕を拾い上げ手を伸ばした君を思い切り痛めつける
寒々しい部屋、噎せ返る程の温度、嘘を吐け。

2004/06/30 (Wed)

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