詩人:清彦 | [投票][編集] |
儚いもんだな
今日がどんなに素晴らしかったって
いつか全てが消え去ってしまう
妙にその場を楽しんでる人に限って
本当は人一倍冷めているんだろう
ブランド漁りは僕の趣味じゃない
物に執着が無いのも考え物だな
昨日 ふと 思い付いた事があるんだ
暇潰し程度になれば収穫だ
どんな綺麗事にも 必ず裏の顔がある
君が見せてくれる笑顔には
どんな企てが…
何を企んでいるんだ!?
幸せですか
まだ まだ 何か足りないんですか
幸せですか
世は魑魅魍魎 街には人だかり
いったい皆何処へ向かってるんだろう
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現実感の喪失
あの短い物語を思い出す
あのペテン師は言うんだ
人の世界はほとんどが記憶に過ぎない
僕は頷いて辺りをもう一度見渡す
何も代わり映え無い景色だ
大きく息を吸い込むと ふと
昨日みたいな今日に 立ってる
何が現実かなんて解り得ない
きっとまた
夢の中でこれは夢だと悟るように
僕は次の夢へ
目を覚ます
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僕は如何にして僕だろうか
歌ってきた事 感じた事 君がいた事
答を遡っては駄目なんだ
過去に自分探しをするのはやめよう
僕が見る妄想や願い
それこそがこれからの僕であるように
そんな僕に出会えるように
ゆっくり歩き出そう
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額縁なんか何処にも見当たらない
こんなもただの哲学なんだ
そんな事よりあの頃あいつが悟った事
人生を棒に振るならどうせならフルスイングで!
嘘だとしたって全て感じるんだから
精一杯のめり込んじゃえ!
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僕のこと好きだなんて
嘘 なんだろう
解ってるよ そんなこと
僕はそこまで アホじゃない
君を包み込む
沢山の綺麗な彩り
確かな事はひとつだけ
僕は君と 居たいんだ
鍋の蓋の裏 滴で濡れてる
持ち上げたらこぼれてしまう
息を飲み込んで ふと思い立った事
考えちゃいけなくて そっと閉じる
駆け引きなんかいらないよ
嘘も真実も何も関係ない
雨が降ったって 傘が無くたって
それがどうしたっていうのさ
愛してるなんて
嘘 なんだろう
解ってるよ そんなこと
僕の人生そこまで 甘くない
それでも
僕を包み込む
僅かでも確かな温もり
確かな事は ひとつだけ
僕は君と 居たいんだ
詩人:清彦 | [投票][編集] |
自分の事ばっかり考えると
解んなくなって苦しくなるから
他人の事を考えてみよう!
僕は他人ありきだと自覚
これくらい気楽な方が
世界は美しい!
テーマはやっぱり愛
ラブソングを歌いましょう
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マトモぶってる 窮屈な空間で
みんなどうして平気でいられる
足跡交錯する駅で
ベルが大きな音を鳴らす
突然妙な不安が押し寄せたから
この手を見つめた
回りだしたダイヤ 私利私欲も
みんな渦になって 運びだすから
苦楽背負って見上げた空
あの星は何処へ ガタガタ揺れる
ぶつくさ空気に語るあのおじさん
いったい何があったというのだろう
窓に映る自分の姿
俺は本当に正気か?
ロールをこなすいっそ駒なら
割り切って 生きていけるのに
苦楽背負って見上げた空
あの星は何処へ ガタガタ揺れる
あの時 感じた不安だ
詩人:清彦 | [投票][編集] |
君の 名前
プログラム だとしても
もう ただ
愛 しい
なり損ないの
果てる術も 無い ココロ
必要以上 に 記憶 している
響き だけで 疼いてしまう よ
反応を 繰り返す システム
だけど 常 に 構造はシンプル
線 と 線 繋がる たびに
アクセスする 痛みの ワード
君の 名前
プログラム だとしても
もう ただ
愛 しい
間違いも なく
反応する 置き去り の 記録
君の 名前
ずっと 残り 続ける
痛みの ワード
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信号は赤 僕は立ち止まる
人と車の流れ ぼんやり
あの歌のように見ていた
もうどれくらい 経ったのだろう
僕は変わってしまったかな
耳を塞げば今も聞こえるのに
屁理屈で囲った箱の中を
ガサガサうろつく毎日
明らかに重すぎた罪
痛すぎて血が出そうだ
その場で膝まずいて
絶望する様は懺悔みたい
信号は赤のまんま
あれ?もう夜
空は藍色より漆黒じゃないか
また
青空が見たいよ
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こんなはずじゃなかったはずだ
僕は全てを思い出し始める
眼球をひんむいて
取り残されたまんま
立ち尽くすしか
いずれ思い返すだろう
この悲劇の動機を
一歩一歩上るたび
俺が空っぽになり始める
思い通りに時は動いていたのに
空を陰が覆い始める
何も間違ってはいなかったんだ
喧騒を掻き消す 脳裏を過った疑問
オレハ ダレダ
こうなることは解っていたはずだ
僕は全てを思い出し始める
眼球をひんむいて
取り残されたまんま
もう
立ち尽くすしか