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清彦の部屋  〜 投稿順表示 〜


[61] 何処へ
詩人:清彦 [投票][編集]

儚いもんだな

今日がどんなに素晴らしかったって

いつか全てが消え去ってしまう

妙にその場を楽しんでる人に限って

本当は人一倍冷めているんだろう


ブランド漁りは僕の趣味じゃない

物に執着が無いのも考え物だな

昨日 ふと 思い付いた事があるんだ

暇潰し程度になれば収穫だ


どんな綺麗事にも 必ず裏の顔がある

君が見せてくれる笑顔には

どんな企てが…

何を企んでいるんだ!?


幸せですか

まだ まだ 何か足りないんですか

幸せですか

世は魑魅魍魎 街には人だかり

いったい皆何処へ向かってるんだろう

2013/03/26 (Tue)

[62] フィクション
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現実感の喪失

あの短い物語を思い出す


あのペテン師は言うんだ

人の世界はほとんどが記憶に過ぎない

僕は頷いて辺りをもう一度見渡す

何も代わり映え無い景色だ


大きく息を吸い込むと ふと

昨日みたいな今日に 立ってる

何が現実かなんて解り得ない


きっとまた

夢の中でこれは夢だと悟るように


僕は次の夢へ

目を覚ます


2013/04/04 (Thu)

[63] 自分探し
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僕は如何にして僕だろうか

歌ってきた事 感じた事 君がいた事


答を遡っては駄目なんだ

過去に自分探しをするのはやめよう


僕が見る妄想や願い

それこそがこれからの僕であるように

そんな僕に出会えるように

ゆっくり歩き出そう

2013/04/04 (Thu)

[64] ペテンの恋の方が良かったよ
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額縁なんか何処にも見当たらない

こんなもただの哲学なんだ


そんな事よりあの頃あいつが悟った事

人生を棒に振るならどうせならフルスイングで!


嘘だとしたって全て感じるんだから

精一杯のめり込んじゃえ!

2013/04/06 (Sat)

[65] 僅かでも
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僕のこと好きだなんて

嘘 なんだろう

解ってるよ そんなこと

僕はそこまで アホじゃない


君を包み込む

沢山の綺麗な彩り

確かな事はひとつだけ

僕は君と 居たいんだ



鍋の蓋の裏 滴で濡れてる

持ち上げたらこぼれてしまう

息を飲み込んで ふと思い立った事

考えちゃいけなくて そっと閉じる


駆け引きなんかいらないよ

嘘も真実も何も関係ない

雨が降ったって 傘が無くたって

それがどうしたっていうのさ



愛してるなんて

嘘 なんだろう

解ってるよ そんなこと

僕の人生そこまで 甘くない


それでも

僕を包み込む

僅かでも確かな温もり

確かな事は ひとつだけ

僕は君と 居たいんだ

2013/04/06 (Sat)

[66] らぶそんぐ
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自分の事ばっかり考えると

解んなくなって苦しくなるから

他人の事を考えてみよう!


僕は他人ありきだと自覚

これくらい気楽な方が

世界は美しい!


テーマはやっぱり愛

ラブソングを歌いましょう

2013/04/06 (Sat)

[67] ダイヤ
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マトモぶってる 窮屈な空間で

みんなどうして平気でいられる

足跡交錯する駅で

ベルが大きな音を鳴らす

突然妙な不安が押し寄せたから

この手を見つめた


回りだしたダイヤ 私利私欲も

みんな渦になって 運びだすから

苦楽背負って見上げた空

あの星は何処へ ガタガタ揺れる



ぶつくさ空気に語るあのおじさん

いったい何があったというのだろう

窓に映る自分の姿

俺は本当に正気か?



ロールをこなすいっそ駒なら

割り切って 生きていけるのに

苦楽背負って見上げた空

あの星は何処へ ガタガタ揺れる


あの時 感じた不安だ

2013/04/17 (Wed)

[68] name
詩人:清彦 [投票][編集]


君の 名前


プログラム だとしても

もう ただ

愛 しい



なり損ないの

果てる術も 無い ココロ

必要以上 に 記憶 している

響き だけで 疼いてしまう よ


反応を 繰り返す システム

だけど 常 に 構造はシンプル

線 と 線 繋がる たびに

アクセスする 痛みの ワード



君の 名前


プログラム だとしても

もう ただ

愛 しい


間違いも なく

反応する 置き去り の 記録


君の 名前

ずっと 残り 続ける

痛みの ワード




2013/04/17 (Wed)

[69] 懺悔
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信号は赤 僕は立ち止まる

人と車の流れ ぼんやり

あの歌のように見ていた


もうどれくらい 経ったのだろう

僕は変わってしまったかな

耳を塞げば今も聞こえるのに


屁理屈で囲った箱の中を

ガサガサうろつく毎日

明らかに重すぎた罪

痛すぎて血が出そうだ


その場で膝まずいて

絶望する様は懺悔みたい

信号は赤のまんま


あれ?もう夜

空は藍色より漆黒じゃないか

また

青空が見たいよ

2013/06/08 (Sat)

[70] 傍観者
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こんなはずじゃなかったはずだ

僕は全てを思い出し始める

眼球をひんむいて

取り残されたまんま

立ち尽くすしか



いずれ思い返すだろう

この悲劇の動機を

一歩一歩上るたび

俺が空っぽになり始める


思い通りに時は動いていたのに

空を陰が覆い始める

何も間違ってはいなかったんだ

喧騒を掻き消す 脳裏を過った疑問

オレハ ダレダ



こうなることは解っていたはずだ

僕は全てを思い出し始める

眼球をひんむいて

取り残されたまんま

もう

立ち尽くすしか




2013/07/11 (Thu)
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