詩人:清彦 | [投票][編集] |
滑稽極まりない まるで反省がない
無様 目もあてられぬ
言い出せばキリがない
どいつもこいつも
波紋の波のように
よく見ればお前を
飲み込もうとしてるのに
下らない思想に流されないで
生きてく辛さに背中を見せないで
不安ならば 俺を見てみれば良い
不安ならば 俺を見てみれば良い
決めつけのあてつけの当てずっぽう
気にならないで全てを線で捉え
視線の方で止まれ 脳で見るんだ脳で
いつだってどこだって
飛び込んでみせるなんて
往生際が悪いんだぜ
そこで 気が 気が 変わってく
感じてる時点でさ、お前
正気じゃ無いんだぜ
下らない思想に流されないで
生きてく辛さに背中を見せないで
うつろな人々に惑わされないで
現実と幻の境にほら 溶けていけ!
感情すら掻き分けて分解してみろ
曖昧な記憶にほらお前を預けないで
重心をそっともっと違うところへ
気づけばお前は全ての全てが
ひとつなんだとだと理解する
不安ならば 俺を見てみれば良い
不安ならば 俺を見てみれば良い
不安ならば お前を見てみれば良い
不安ならば お前を見てみれば良い
不安ならば お前を見てみれば良い
不安ならば お前を見てみれば良い
詩人:清彦 | [投票][編集] |
頷くほど 簡単な話だ
治せないほど深く傷ついて
終わっただけのひとつの物語
喧騒はやけに続くのに
視線は夏の空の向こう
遠退いてゆく沈黙の果てに
どうしてか 僕は
こんな夜に 君の名前を
もう一度だけ呟く
後悔 なんかしないと
決めつけて閉じ込めて
二度と手も触れないハートの玉手箱
色褪せたとしたって
確かに君と僕は生きていた
残ったもの達が
役になんかたたなくたって
いつまでも いつまでも
消し去ることなんか決してないのさ
愛 めぐり逢い
死ぬほど好きだった君のすべて
聞こえる?
僕は元気だよ
もう一度だけ
話したいよ
詩人:清彦 | [投票][編集] |
どれだけ満ち足りてもまた
欲しがり続けるから一生奴隷同然
呼吸をするように何もかも
循環して繰り返してしまうから
らちがあかないまま
煩悩を追い払うように
六本の線を殴って
念仏でそれぞれの
邪念を摩擦、浄化して
記憶に股がって
さ迷う海は楽園か地獄か
洗脳とも覚醒とも
それとも単なるメンテナンスか
うやむやに流れ
うやむやに流して消して
聞いて
幸せかい?
君がいま 漂う空間は
聞いて
もしもどれもが
波打つひとつだと したなら?
そして急に何も言わなかったみたいに
仕事をする アホな顔で
また歩きだすから
ほら
詩人:清彦 | [投票][編集] |
承認されたい承認されたい
崖の上 ひとりきりで
孤高と孤独の狭間に揺れて
応答しない応答しない
何もかも聞こえなくなって
時間よ いっそ早く過ぎ去ってくれ
今だったら全て受け入れるからさ
愛していくつもりさ
お前が望む通りに
だけれど あの頃みたいに
戻るのは 少し辛い 辛い
胸が張り裂けるよ
幼くって残酷なままさ
手玉にとられてるのは自覚してるさ
あどけないくせに
乱暴に振り回して
破いて引き裂いてしまうんでしょ?
俺だって 開き直ってやるのさ
優しいと言われるような
立ち回りを振る舞うのは
お前が大切なのも含めて
本当は全てがどうだっていいのさ
なあ
本当にここへ
這い上がってくるつもりですか
いや、違う
この感覚はまさか
おれ ひとりだけ
飛び降りて
墜ちてる最中じゃ?
詩人:清彦 | [投票][編集] |
何もかも君でした
殺してほしい程 愛してた人
ほれ 外を見なよ 行き交う人々
人は 人は
変わっていくものでしょう?
ただ若かったというだけでは
済まされない程の 記憶
いつだって全部、全部
君の事を歌っていたんだよ
たったひとつの僕の過ち
君に会いに行ってしまって
そこから全て始まった
あのアイスの味は未だに
夏の暑さと甦ります
何度も何度も繰り返し読み返し
焼き直し書き直し
記憶と心 歌と傷
継ぎ足し継ぎ足しで
君を思い返してました
捨てきれないままとっておいた
ハートの思い出箱は
色褪せながらも 還らぬ何かを
待ち続けているような気がしています
今だって 時折、口ずさみます
僅かに残っていた幻 記憶のピース
何時だって大嫌いで愛してます
昨夜
君が結婚したことを知りました
そうだ!思い出した!
あのときみたいに
何もかも捨て去った気持ちで
夏の公園にたそがれて
せいせいしながら
朗らかに…おめでとう!
そして さようなら!
忘れないで、
この世は君だけのパラダイスだから
どんな事があったって
ほら! あの歌の通りさ
君はまた幸せに 満ちあふれるのさ!
ありがとう!
僕の大事な大事な、夜空の人へ
詩人:清彦 | [投票][編集] |
どうしてここにいるんだろう
場違いが過ぎて俺は狂ったのか
何の根拠も無い 言葉 気持ち
全てが幻だなんて
軽はずみで言ったりしたから…
こんなときに雨はどうして
今までみたいに降ったりはしない
絡まる疑問を紐解いていくたび
煙と浮かび上がる鏡に暴かれた姿
愛していた人や
愛されたいと強く願う心は
悪戯に自分で掻き回した
深い渦に飲み込まれた
今一度
あなたを好きだなんて言っても
流れは激しさを増すだけだろう
泳ぎきってみせるだなんて
笑わせるもんだ だって
溺れてるのは この小さな浴槽で
もがいてあがいて叫んで
演じて見せたところで
あの頃見渡した水平線はもう
嘘、幻、虚構の遥か彼方
詩人:清彦 | [投票][編集] |
欲求不満の表れだ これは
刺激的な何かを求めて
惰性にぶら下がって降りられない
丁度 今日も不幸が舞い降りて
溜め息の調べに乗っかって
あの頃へ飛びたそうにしている
本当ならとっくにこんな事
やめていたはずなのに
成り行きや 宿命にも似て
またこの場所でわかっちゃいたけど
そうか やっぱり
ひとりきり
現実を上手くこなせば
幸せになれるかとも思っていた
だけど 今日だって何かの拍子に
ほら 鬱陶しい全てを
ぶち壊したくなっている
詩人:清彦 | [投票][編集] |
すました顔して連日たんたんとこなし
ああ なんて歯痒い毎日だ
おお なんて日々 しんどいも言えない
こんなはずじゃ 無かったなんて
ずっと前から言い続けてる
しょーもない惰性に身を任せ続け
曲の中で 躍りまくる
ピエロになろうとしてる?
何かしら 起きやしないかな
何処かしら 俺をさらってしまう
波にまた飲み込まれたい
濁流に抗いながら もっともっと
溺れてもがいてみたい
クソみたいな退屈が
俺のいい加減さと噛み合って
無駄に心地が良かったと思ったら
これ
いや、知ってたんだけど本当は
是
俺、既に死んでる?
詩人:清彦 | [投票][編集] |
止まないジョークの雨
笑いに混じって失笑気味な誰か
お前はクズか?そりゃそうだ
俺だってそうなんだから
風にまぎれて聞き取れなかった
今 もしかして…
ねえ、何て言ったの?
振り返ってみればもう過去なんか
ただのツールに過ぎなくなる
成り下がったのは昔という幻か
それとも俺か
棒に振るならどうせだったら
フルスイングで真底 腐ってやる
風にまぎれて聞き取れなかった
今 もしかして…
ねえ、何て言ったの?
挙げ句 このザマ
散らかっている癖に 空っぽな部屋
整理整頓が出来ないんだとさ
脳ミソだって一緒 この際
ビョーキとでも言っておこう
たった 1度だけさ
本当に本当に愛した人がいたのさ
でも よーく よーく…思い返したら
苦しんだ記憶しか
残ってなくてさ
あの頃のふたりはきっと何処かで
つまり 死んじまったのだ
今さっき 降ってた雨だって
今じゃもう 形跡だけ残して
ほら、もう過去のこと
今この瞬間だけを
間違いなく見つめる事が
例えばもしも 出来たとしたなら
君がさっき言った何かにだって
囚われずに ずっと
アホの顔で!
笑い続ける事が出来るのにさ!
詩人:清彦 | [投票][編集] |
こんな話をしたね
あの人は夜で僕は青空
悲しい気持ちは思い出すと
景色と一緒に痛みも震えるんだね
あなたが両手を後ろで組ながら
笑顔で背伸びをする
遠くを見つめる眼差し
見とれていたよ
すっと胸にかけていた鍵が
痛みに溶けながら消えました
溢れてきたこの感情は
ただ好きというそれだけの涙
そっと逃がすように 頬を伝った
気か付けば僕はまた
空を眺めている
少し軽くなった体を
慣らしながら明日へまた歩く
自由になった分だけ
失った何かしらを
追いかけたりはしない
ちゃんとわかっている
ほんの少しだけヒリヒリ
忘れかけの
取り残された 気持ち
うなずいたら ゆっくり
また
鍵をかけ閉じこめるんだ