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清彦の部屋  〜 新着順表示 〜


[73] ルーム
詩人:清彦 [投票][編集]

近頃はよく眠れます

部屋は相変わらず散らかっていて

窓の光はカーテンを貫いて

煙草の煙が空中で踊っています


染み付いたこの暮らしに

呆れながら成れ果て

昔の事を平気な顔して

ベラベラ喋って生きるのです


今日 また明日が来る事わかって

どうしようもないから

全部もう 無しにしてしまいたい

しがみつくものなんて

どうせろくなもんじゃない

手ぶらで何処にでも行ける

さすらいの人に憧れるのさ



2014/04/15 (Tue)

[72] たんたん
詩人:清彦 [投票][編集]

ああ、考え始めたら

足元がおぼつかない

世の中はこれでいいのか

僕は何故まだ生きてるんだろう

きっと惰性だよ ただの


詩が書けないし

歌は歌えないよ

空は相変わらず青いし

思い出は何時だって美しいさ


暴力的な衝動は消えたけど

良いも悪いも無くなって

僕はなんとなくぼんやりと

毎日をこなすだけ

2013/12/13 (Fri)

[71] 泣いたよ
詩人:清彦 [投票][編集]

ただ通りすぎて行く景色を

アホみたいな顔で見送っていけば良い

ただでさえ世の中は目まぐるしいのに

足りないものを探すのはおこがましい


通りすがりの自動販売機も

立ち尽くす姿はまるで僕らのよう

何もなかったような振る舞いで

ガタンゴトン言っている


めぐるめぐる 季節のどこかで

確かに感じる君と過ごした

一瞬の出来事

僕は夢中だったよ

そうまさに夢の中だったんだよ

目が覚めて 僕は泣いた


なあ 夢の中じゃ王子様だったのに

見渡せば部屋はゴミで散らかってる

何があったって

それが現実だって頷いて

もう 目が覚めて 僕は泣いた

2013/07/30 (Tue)

[70] 傍観者
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こんなはずじゃなかったはずだ

僕は全てを思い出し始める

眼球をひんむいて

取り残されたまんま

立ち尽くすしか



いずれ思い返すだろう

この悲劇の動機を

一歩一歩上るたび

俺が空っぽになり始める


思い通りに時は動いていたのに

空を陰が覆い始める

何も間違ってはいなかったんだ

喧騒を掻き消す 脳裏を過った疑問

オレハ ダレダ



こうなることは解っていたはずだ

僕は全てを思い出し始める

眼球をひんむいて

取り残されたまんま

もう

立ち尽くすしか




2013/07/11 (Thu)

[69] 懺悔
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信号は赤 僕は立ち止まる

人と車の流れ ぼんやり

あの歌のように見ていた


もうどれくらい 経ったのだろう

僕は変わってしまったかな

耳を塞げば今も聞こえるのに


屁理屈で囲った箱の中を

ガサガサうろつく毎日

明らかに重すぎた罪

痛すぎて血が出そうだ


その場で膝まずいて

絶望する様は懺悔みたい

信号は赤のまんま


あれ?もう夜

空は藍色より漆黒じゃないか

また

青空が見たいよ

2013/06/08 (Sat)

[68] name
詩人:清彦 [投票][編集]


君の 名前


プログラム だとしても

もう ただ

愛 しい



なり損ないの

果てる術も 無い ココロ

必要以上 に 記憶 している

響き だけで 疼いてしまう よ


反応を 繰り返す システム

だけど 常 に 構造はシンプル

線 と 線 繋がる たびに

アクセスする 痛みの ワード



君の 名前


プログラム だとしても

もう ただ

愛 しい


間違いも なく

反応する 置き去り の 記録


君の 名前

ずっと 残り 続ける

痛みの ワード




2013/04/17 (Wed)

[67] ダイヤ
詩人:清彦 [投票][編集]

マトモぶってる 窮屈な空間で

みんなどうして平気でいられる

足跡交錯する駅で

ベルが大きな音を鳴らす

突然妙な不安が押し寄せたから

この手を見つめた


回りだしたダイヤ 私利私欲も

みんな渦になって 運びだすから

苦楽背負って見上げた空

あの星は何処へ ガタガタ揺れる



ぶつくさ空気に語るあのおじさん

いったい何があったというのだろう

窓に映る自分の姿

俺は本当に正気か?



ロールをこなすいっそ駒なら

割り切って 生きていけるのに

苦楽背負って見上げた空

あの星は何処へ ガタガタ揺れる


あの時 感じた不安だ

2013/04/17 (Wed)

[66] らぶそんぐ
詩人:清彦 [投票][編集]

自分の事ばっかり考えると

解んなくなって苦しくなるから

他人の事を考えてみよう!


僕は他人ありきだと自覚

これくらい気楽な方が

世界は美しい!


テーマはやっぱり愛

ラブソングを歌いましょう

2013/04/06 (Sat)

[65] 僅かでも
詩人:清彦 [投票][編集]

僕のこと好きだなんて

嘘 なんだろう

解ってるよ そんなこと

僕はそこまで アホじゃない


君を包み込む

沢山の綺麗な彩り

確かな事はひとつだけ

僕は君と 居たいんだ



鍋の蓋の裏 滴で濡れてる

持ち上げたらこぼれてしまう

息を飲み込んで ふと思い立った事

考えちゃいけなくて そっと閉じる


駆け引きなんかいらないよ

嘘も真実も何も関係ない

雨が降ったって 傘が無くたって

それがどうしたっていうのさ



愛してるなんて

嘘 なんだろう

解ってるよ そんなこと

僕の人生そこまで 甘くない


それでも

僕を包み込む

僅かでも確かな温もり

確かな事は ひとつだけ

僕は君と 居たいんだ

2013/04/06 (Sat)

[64] ペテンの恋の方が良かったよ
詩人:清彦 [投票][編集]

額縁なんか何処にも見当たらない

こんなもただの哲学なんだ


そんな事よりあの頃あいつが悟った事

人生を棒に振るならどうせならフルスイングで!


嘘だとしたって全て感じるんだから

精一杯のめり込んじゃえ!

2013/04/06 (Sat)
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