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清彦の部屋  〜 新着順表示 〜


[3] 怒鳴り
詩人:清彦 [投票][編集]


貧乏だって

独身だって

惨めだって

笑われたって

指差されたって

俺は俺のまま死にたい


俺をつき動かすのは

いつも怒りだ



叫び 怒り 嫌悪して

感覚を研ぎ澄まして



 

2011/09/07 (Wed)

[2] ヒリヒリ
詩人:清彦 [投票][編集]

何度繰り返し傷ついて

何度繰り返し傷つけて

生きてきたのだろう


この身体中傷だらけで

海面に足を踏み入れただけで

焼ける程あちこち痛い




この空の光すらも

届かない程深い場所に

大事な物があるんだ



息を止めて痛みを

我慢してみても

少しも潜れないや





無性に

怖くなってきたんだ

あなたが



哀しみや

絶望や

こんな僕を

あなたが

忘れる事が




そして僕は

時々こうして

海を眺めているよ


潮風で身体中の傷を

ヒリヒリさせながら


こうして

海を眺めているんだよ



 

2011/09/05 (Mon)

[1] 青春パンク
詩人:清彦 [投票][編集]


過ぎた 話さ

遠くかすむ 景色のように

ぼやけた視野で眺めてる

おぼろげに交錯してる


人は痛みを強く記憶する度

大人になっていくんだろう


それでもあの時の歌声は

真実さ

嘘なんか無い

誠の叫びさ





あなたの体温が

忘れられなくて

涙をたまに流すのさ


ただ生きて行く事だけが

全てじゃないと

この熱い涙が

物語ってるんだろう





繰り返し

降り注ぐ雨みたいに

僕は時々叫びだすだろう


このメロディ

どこか懐かしい音

記憶に響き





 

2011/09/04 (Sun)
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