ホーム > 詩人の部屋 > 甘味亭 真朱麻呂の部屋 > 考えるべきは?

甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1117] 考えるべきは?
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


どうでもいい
そんなこと
どうでもいい
そんなこと
大切なのは
今を生きること
ただそれだけさ
限りがあるって
誰が決めたの
誰でも良いさ
偶然の上に生まれ落ちた僕らは
必然的に毎日を暮らして行く
いつも
いつだって
悲しんでる
喜んでる
順番こに
時々同時に
感じています

口ずさんだメロディ
いつかの僕が作った題名もない歌
言葉は弾む
何もない世界に響きわたる
何を考えていこうかいつも迷って
分かれ道
選択肢
僕は立ち止まる
いつも
いつも
決まりかねながら
何かにおびえ
何かに悲しみ
時々笑う
悲しくて笑う
ごまかすため笑う
この頃は嬉しいこともあまりなくて
笑えないんだ
素直に笑えることがないんだ

軽蔑してよ
冷たい目で見てよ
せめて僕の目を覚まさせてくれよ
疑いもない
見たこともない
神様よ
いるんだったら
存在なさってるなら
目を覚まさせてくれ
自惚れきった
この愚かな僕を

そして
瞳に映る景色が
ぼやけて
そして見えなくなるまで
真っ黒けに
真っ白けに
染まりきるまで
何もかも空っぽになるまで
せめてそれまでは
幸せ感じさせてよ
欲張るように
もっと
もっと
せめてそれがダメなら
愛だけでも
側にずっと置いてほしい
温もりという温かさを感じたいのです
愛の
愛の
温もりを肌で 心で
感じたいのです

瞳の中映る
夕暮れよりも
もっときれいな未来を君と歩んで行きたいから
こんなんじゃ
あまりにも悲しすぎるから。

2007/05/14 (Mon)

前頁] [甘味亭 真朱麻呂の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -