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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1211] あっという間に
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


こんなにも悲しいのに
僕は悲しいのに
なぜだか不思議とすがすがしい気持ち
振り返れば君が僕にやさしく笑いかけて
こんなにもうれしくなるよ
だから悲しみなんて気づけば忘れてるぐらいさ

あっという間に楽しい時間は過ぎて
君ともまた今日もさよならになっちゃった
そしてまた僕は悲しくなるよ
沈んでいく夕陽
この景色をみる度
君にもう二度と逢えないような
そんな気がして

離れては恋しくなって
僕はそれ以上に悲しく悲しくなるよ
あっという間に過ぎゆく時間
話した内容さえ覚えてないくらい
あっという間に君とさよなら
はやく明日にならないかな
そればかりが頭の中を埋めつくして溜息がでる

君が僕は好きだから
言えないもどかしさによけいに悲しくなるよ。

2007/06/28 (Thu)

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