詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][得票][編集] |
僕の退屈な味気ない現実を明るくしてくれたのは君
少し騒がしくもあるけど
それがなんだかいつの間にか当たり前になって
とてもとても嬉しかった
照れ隠しのすねた横顔
明日も明後日も見ていたい
あきれるくらいのこんな好きですの繰り返しにたどり着く答は
きっと素晴らしい未来へ続く乗車切符
君がくれるものはかけがえのないものばかり
どんなに未来が楽しいものになろうと
大切なのはそこに行き着く中身だろう
つまらない嘘をついた午後3時過ぎ
ばかに張り裂けそうなこの胸。まるで今にも飛び出してきそう
あと、少しで君からの返事がかえってくる
そしたら君の返事の答を聞いた次の瞬間の僕は今なんかのドキドキなんか比じゃないくらいに
差し迫る時間だけが僕を焦らせ急がせる
気づけばいつの間にか空はきれいな夕暮れ
風は穏やかに吹き時はゆるやかに目の前を流れていく
今も想い出すよ君が返してくれた言葉
一瞬沈黙が僕を不安にさせたけど
君と少しずつ少しずつ踏みしめる確かな一歩
もう戻れない過去に残した傷みは消えないけれど
あの日よりもずっとずっと僕らの歩幅は狭まったから
君と行こう。流れゆく時間の途中
交わされた永遠を誓う約束
ずっといつまでもふたりでいようね
変わらないふたりで愛し合おうね。
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