詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
さぁ窓を開けて
思い出たちに手を振ろう
過去はもどらない
僕はいつも扉を手前にひくことができない
扉を押して開けることはできるけど
さぁ窓を開けて
悲しみにさえさよならだ
過去は変えられない
僕はいつも終わってしまった後で後悔ばかりしてる
もう手遅れだというのに
責めるのは自分自身じゃなくいつも自分以外の他人という誰かで
思い出たちにさよならする気が起こるまでこの窓は開かない
心も開かない
窓の向こうの景色
過ぎていく毎日
悲しみにとらわれた心
さぁ窓を開けて
さぁ心を開いて
思い出に手を振ろう
悲しみにさよならしよう
もう悲しまないように
もう後悔しないように
君がそばにいるから
愛がそばにあるから
そしたら
開ける気もなかった
窓は開き始める
ゆっくり開くさ。
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