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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1382] 道しるべ
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][得票][編集]


暖かな日溜まりのような君の笑顔
いつもいつでも側にいて
何気ない言葉で僕をうれしくさせて勇気づけるよ

美しい夕暮れのような大きな人さ
君が笑うと僕もうれしい
何気なく視線を合わせる度不思議と笑顔こぼれて

たくさんの思い出が集まってつくられた形のないストーリー
僕らの心の中でそれはこの先もまた思い出が増えれば新しいページに書き足されて続いていく

生きたいと願う人は誰も迷い悩み苦しみながら
生きていく理由も満足に見いだせないまま
歩いていくんだ
それでも
生きていくんだ
終わりまで

明日という物語が今日もまた眠らずに
僕の中でそっとつくられている
それは誰も知らない
まだ見ない
一歩先の未来

君は僕の手を引いて
あの目映く輝く光の中へ連れて行くよ
今日まで生きてきたことも意味があったんだ
だってこんなに君といると楽しいから
ありふれた毎日
でもその中で見つけたもの永遠に光り輝く宝物
それはずっと僕の心を引いて導くたったひとつの道しるべ

僕だけの僕だけを
導いてくれるたったひとつの拠り所さ
時には僕が手を引いたりして
悲しければ抱きしめあって
夜を越えて光の中へ導いてくれる
それが僕の大切な失いたくない
本当に大切なかけがえのない道しるべ
これからもお世話になります道しるべ
君という道しるべ。

2007/08/24 (Fri)

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