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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1650] 遙〜HARUKAT
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


1※いつかみた夢の場所にたどり着くまで
回り続ける不安を越えて
駆け出していく思い
あの日僕が見上げた空よりも
青く澄んだ心できっと思い描いた未来へ
時空を越えて行けるはずだから
負けそうな魂を揺さぶれ!

変わりゆく季節の中で
がむしゃらな思いだけが輝いて挫けそうな僕を勇気づける
もう何もかも嘘なのかもしれない
あの日胸に誓った自分との約束も
もしかしたら果たせないまま終わるのか
流れ去っていく時の中で無駄にただ歳を重ねてるだけじゃ悲しいね
宇宙より広くどこまでも続くこの気持ちは
旅立つ僕の背中に勇気という翼をつけてくれる
その翼でどんな悲しみも越えてゆく
そしていつか追いかけた夢にめぐり会う瞬間に大きな光を放ち
世界を鮮やかに染める
踏み出せどんな困難が目の前に立ちはだかろうと
信じれば限りさえ超えた100万倍のパワー
体中漲(みなぎ)り闇を突き抜け
消えかけた心に火を点をつける

僕達は限りある夢をみているのか
それでも終わらない夢はない
叶わない夢はないさ
そう信じていたい
いつだって始まりの予感は旋風(かぜ)のようににこの胸に吹いてる
時に冷たく時に暖かに
遙か昔からずっと夢みていたよ
この時を待ちわびていたよ
笑い飛ばすように苦しかった日々も今なら無駄じゃないと思える
目がくらむくらい眩しいほど色鮮やかに光り出す
そして
光をこの手に掴む
心の中溢れる確かな思い
思い描いてたあの夢が今ここにあること
噛み締めたなら
また新たな冒険へ出よう
夜明けの街を出て
朝焼けを背にしてもう一度走り出すんだ
変わらぬ情熱(おもい)を胸に
いざ、
夢のような
遙かな場所へ 場所へ 場所へ...

1※くり返し

最果てを追うように
時は過ぎていく
時空を超えて
今瞳に宿す新たな炎

2007/10/15 (Mon)

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