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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1659] 小さな祈りT
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


君が言ってくれた
あの一言は今も僕を強くし続けてる
励ましし続けてる
たった一言でずっと弱気な心も胸の中埋めつくす
不安も不思議になくなっていくんだ

くり返す日々の中で時々思っては
そんな愛がそばにあること照れくさく思いながらも
なんだか切なくもなる
なぜだかはわからないけれど
何気ない君のやさしさにふれる度この心は
この胸は熱くなって何かあたたかい気持ちがこみ上げてくる
君と出逢ったこと
それまでのもどかしい日々
そのすべてに今だからこそ感謝できる
「ありがとう」ってためらいもなく言えてしまうね
あの頃のひねくれた僕では考えられないほどに
素直にその言葉に何ひとつ嘘はなくまっすぐに言えたよ
少しの濁りもないきれいなままの心で
心から思えたんだ
あの日出逢えたこと
そしてそれからの大変だったことにも
「ありがとう」を何度言っても足りないほどだけど
言わずにはいられない
返事などもちろんあるはずもないけど


少しずつ少しずつ
歳を重ねてつのる君への思いは確かに強く深くなっている

探してる探してる
胸の中はじけたあの気持ち今も忘れていないから ずっと

あの日にはもう戻れることはない
過去という闇の中へ溶けだしたまま
いつかそれはとめどない愛に変わり
僕の心に時間をかけてしみこんでゆく
そしてそれが心を染めつくした時に
僕は君のことを何よりも大事に思える
僕にとって君という存在が希望にもなり
歩いていく道で明日を照らす光になって
見えない未来を明るいものにするから
その代わりに僕は君のこと愛し続ける
ただ君がそばにいるだけでこんなにも
僕は強くやさしい気持ちでガンバレる
君の存在が僕を勇気づけてるから
その笑顔を見るだけで満たされてる
この上もないうまく言葉にならない想いあふれて

2007/10/16 (Tue)

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