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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1662] 小さな祈りW
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


その時
君は僕のそんな想いを知らないはずなのに
こう言ったね
今でも忘れてないよ
今でも覚えてるよ

たった一言
でもその一言が大事で
今も僕を強くしてる
ステキな一言
「よかった、あなたと一緒にいれて。」
何気ないのだけど
僕にはすんごい響いたよ

愛してるってだけのただ直線的な言葉より
そんな当たり前な
日常にゴロゴロしてそうな言葉で僕は今もそれを胸に生きています
明日もその言葉を力に明日へ踏み出します
そして生きていきます
いつもいつでも笑って泣いて喧嘩もしてね
楽しくゆかいにやっていこう

変わらない
心のままで
変わらない
気持ちのままで
そんな想い持ち続けて
祈るよりも確実に胸に刻みつけながら生きていきます
いつもそれを思って
君のため 誰かのため
自分は差し置く君を見習うよ
そんな風に生きていけたら
すばらしい
すばらしい未来になると僕は思うんだ

君さえいれば
君がそうただ
たとえばひだまりの中笑いかけるだけで
僕には伝わる。言葉の深く重い意味が胸を突くように
心を再び包み込むのです

そうして 繰り返す
愛にあふれた
でも
ふつうすぎるほどの
何気ないのにすばらしい日々が続く毎日を
未来に向かってゆっくりと手と手をつなぎせーので歩き出す。

─そこにはもう
小さな祈りなんて必要なかった
もう心で通じ合え分かちあえるふたりだったから
ふたりになったから─。

2007/10/16 (Tue)

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