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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1675] 愛にふれし時
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


幻(まほろば)の長い長い夢の中で
現という夢のような日常はまだ続く

追いつき追い越され
完全に突き放され
追いつき追い抜かれ

そんな日々の中で流す涙はきっと悲しみと喜びの色
言葉では表せられないどんな色ともいえない
もしかしたら色と呼ぶには違うかもしれないけれど
きっとそんなもんだよ
悲しみや喜びなんて
人知を超えた神の哲学領域

だから僕はこんなに悲しくて嬉しくて
仕方ないときは涙を流して胸を熱くする
そうすることで人はその痛みに涙を見せそのあまりの嬉しさに笑顔を浮かべ
誰もが誰も愛にふれとめどない言葉にならぬくらいの温もりややさしさという人の温かさを知る

愛にふれし時
人は思いがけないほどやさしくなれる
僕はもっと君を好きになる
前よりもずっとずっとずっと愛は深まるよ
だからいつもずっとずっとずっと頑張れる

キミのために
愛のため
キミのために

その満面の笑顔
見たいがゆえに
見たいがために

僕は死ぬ気でいつも愛すときは
キミを熱く愛すんだ本気の本気で
キミを熱く愛すんだ手加減なんかしないで
キミを熱く愛すんだ
胸を張り誇りを持って
愛せること
こんなに嬉しく思えるから
キミだけのやさしさや温もりに僕だけがふれたいから
キミを熱く愛すんだ
愛すんだ!

勘違いしないで
疚しさなんてひとつもないよ
解ってください
いま
キミの手を強く
誰よりもやさしく気遣いながら思いのすべてで見つめてるから
強く強く強く
そう強く
やさしく強く握るから
握り返してほしい
熱くキミを愛すから。

2007/10/20 (Sat)

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