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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[171] 愛の引き金
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


朽ち果てた心の奥深く
裏切りという弾を込めた
銃をオマエに向けて放つよ
つめたい「サヨナラ」の言葉一つでお別れだ

愛の引き金
突き放してきたことへの罪悪感に苛まれ
旅立つその前にオマエだけは落としてみせるよ

同じ過ちを繰り返そうとも
外さぬよう焦点を合わせ放つんだ
君に向けて。

2006/12/27 (Wed)

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