詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
描いてく 明日を
描いてく 未来までもを 点と点を線で結んでいくそれを繰り返すだけ その繰り返しをするだけで
僕は生まれ 死にもするのだろ?
まだまだ書き足りず満たされない言葉で体中ふるわせ生きてること叫びながら
今
雨に濡れ 風に吹かれ旅はまだ終わらない
点はまだ打たれ続けなければ 打ち続けなければ 明日も
未来のその先までも床に没するまで
点描画家の苦悩は悲しみ喜びはたまた憎しみ背負って
続く 続く 続くよ
愛されるべき子猫の君だけの僕であることも忘れちゃって
点を打つことばかりに泣いて笑い精いっぱいで 時々しかキスもできないけど
ラララ 今この瞬間だけは日々の何もかも忘れて抱きしめるから ララルラ 抱きしめるから。
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