ホーム > 詩人の部屋 > 甘味亭 真朱麻呂の部屋 > 土星の輪っか T

甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1762] 土星の輪っか T
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


誰かを慕ったり思ったりする事でできる
つながりという交わりの中で人は生きる

いやな人とも手をつなぎダンスを踊るよ
近づいて話し合ってみて初めてわかるよ
そうしなかったら見えなかったものがね
永遠にわからなかったその人の良さがね
わかるのさ ただ嫌うんじゃなく ねえ
つながってみてよ
嫌うのはそれからでも ああ 遅くない筈

今 あいさつを世界に みんなにしよう
今 おはようとさよならを繰り返す中で
朝がまた僕の住む町にやって来て
今 ほかの国では時差も違うし 季節も違うから 朝ではないかも 夜なのかも
だから 世界のみんなに友だちにはおはようは早すぎるかも知んないし遅すぎるかも知んないんだ

だから

※あいさつの代わりに手をつなごう
友だちになるために世界とつなごう
国によっていろんな言葉があるから
伝わらないかも知んないけど ああ

手を差し出せば
きっと 察しがつくはずさ そうだろ?
明日の朝もEvery nightも いつだって
世界は起きては寝て起きては寝てを繰り返すよ それだけは
変わらなく 同じで
人と交じりあったり重なりあっていくことも そう 同じさ

土星の輪っかみたいにひとつになろうよ
世界がいつかみんな争いなく仲直りできるように みんながみんな友だちになれるような時がくればいいねと 言う僕のささやかな願いはきっとみんなも思ってるはずさ だって
争ってばかりじゃ悲しすぎるだけだろ?

本来人間は人と人で交じり合って 助け合い協力しあいながら生きていく 生きもんだから 今…

地球も雨降らし泣くのじゃなく 笑ってくれるような世界にみんなでしようよ
助け合いながら 今こそ 手をつないで

※ 繰り返し

世界は きっと そうすりゃ 仲直りできるよ 手をつなげば
ただその勇気がないだけ

2007/11/25 (Sun)

前頁] [甘味亭 真朱麻呂の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -