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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1919] マイ・ストーリー
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


ただこうして何気なく君と暮らす日々がどれだけ大切なのか今だからこそ今になったからこそさ
今でこそ言えるよその答が わかったんだよ気づいたんだその答に

行き着いたこの幸せな未来で君とただこうして幸せだなあなんて言わないまでも心で想いながら今も暮らしている

その想いはずっとずっとね言わないでおくよ言わないまま
言わないでずっと胸の中にしまっておくためにあるそのための想いだから言わずにしまっておくべき想いだからだから想いだから言わないでしまっておくよ ずっとずっと消さずに消えないように忘れないようにこの胸の中にずっと残しておくよ いつまでも
大事に大事にしながら
大事に大事に想いながら いつの時までも いつになっても
何年経ってもそんな思い出が胸にあったことを忘れないその記憶だけはずっといくら忘れっぽい僕でも覚えてるよ 忘れない 忘れないよ 忘れないからね信じてくれよ わかったよなんてやっと意地悪な君は僕の必死の訴えを受け入れた
なんだか僕ばかりが僕だけが疲れてしまったよ大丈夫?なんてね心配してくれるけど心配してくれるだけありがたいと想いながらも君とただ当たり前にこの場所で笑い合うのさ
笑い合ったのさ
今日という僕と君の物語の一ページでしかないけどそのページを開いた途中で誰かが読み途中で時が少しだけ止まった物語の途中のある決められたせりふも少ない一行なんだろうかな
明日の僕が昨日の僕を読む明日の僕は昨日の僕を読むことができるけど今日の僕が明日の物語をしることはできない
だから明後日の未来もその先の未来も遠い過去へもかえれず忘れてときに真っ白な記憶になってしまうんだあまりに遠い過去はなかなかどうしても思い出せなくなるのだろうね
だから続きを知りたくても明日になんなきゃわからないの
知りたきゃ明日を生きてみなきゃわからないの
知るすべさえないの

2007/12/24 (Mon)

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