詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
見えてくる限り
見えてくる限り
見れるような余裕と歳になって歳である限り僕は生き続ける
生き続けるんだ
歳でいられる限り
余裕ぶっこいていられるまで
それまで その時まで僕は僕は僕は
風の中耳に声が聞こえてきたら耳を澄まし耳を傾け立ち止まり
風を
誰かの声を
世の中の動きに目を向けながらなんとなくいろんな日々を繰り返しながら
ああ立ち止まる風の中ふと時を止め空を見上げながら何かふっと想う 想ったよ
僕は 僕は 僕は
人生は物語一編の物語人生というこの短くはかない僕という物語の今日というその物語のほんのたった一ページの途中でそんなことをふっと想う 想ったんだよ
いつか抱いたこの夢も叶うと信じ今はただ願いながら 願うだけ叶うと叶うものなんだと想い信じながらね 僕は 君と想いながらね 君とふたり追いかけながらね 僕は 僕は 君とねえ ただ立ち止まる風の中で生きているという証となる息を深く深く吸い込みながらね 僕はね。
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