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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1925] 自分という壁をたたき壊せA
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


今も 今でも…

いつか得たモノ失ってしまったモノ
その何かで未来に行くのにじゃまになる想い出ならその荷物を重ねてきた悲しい記憶ごとすべて忘れてもいいのか
僕は忘れられるのか?
僕は忘れるのか?
本当に…
僕は忘れていく
忘れられてもいい記憶をつないでどこまでも変わらない夢を持ち追いかけたい
そしていつかいつの日かゴールにたどり着くんだろうね
このまま行けば
行ければの話だけど…

頼れるものだってすがれるものであったりたまに走りすぎて急ぎすぎて重くなった石を引きずってたようなというよりも石であったような足を止めしばらく休むための寄りかかるための壁は愛という
そう…目の前 すぐ側に居る君さ 壁でもある君なのさ
君が居たから僕はがんばろうと思えて実際に頑張れたんだよ 本当だよ
そしてまた君によりかからせてもらうよ
安らぎに帰るのさ
今すぐ
寄り道せずに僕を待ってくれている幸せの中へ駆け寄るのさ
満員電車に駆け込むように急ぎ足で
今 行くからね 早足で歩きなんかせずに楽する事なんてもう考えずに 僕を誰よりも一番にわかってくれる人の元へ 温度のある温かさの中へ走り寄って行こう 今
迷わず行くなとさえぎるからんでくるものがあればそれらすべて振り切ってまでも行きたいから
今も僕を迷わせ苦しめる悩みにもどんなことにでも何にでもいつか必ず終わりはあるものだから
今は少し苦しくてもそれを耐えることでまた新たな強さを手に入れることにするよ なんてつぶやきながら君に微笑みかければ何もかも忘れられる 傷も不思議と消えはしないが
少しずつ少しずつ癒えていってるのがわかるんだ
君のおかげでさ
傷跡もたくさんの悲しみも向き合えるだけの強さは君からもらった自分ではつかめないどこにも落ちてない特別な力で

だから 今その力で
あの壁をあの日その壁の前でもろくも

2007/12/24 (Mon)

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