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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[1988] 小さな光
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][得票][編集]


今日も気がつけば長かったけどまたあっという間に終わってく
日が暮れて
昨日と何ひとつ変わらない自分が愛という暖かさの中で微笑む

誰かを守りたい
誰かに守られたい
だけど誰かに守られるよりも何かを信じ誰かを安らかな気持ちにさせてあげたい

安らぎとほんの少しの苦労が心を動かし石と変わり立ち止まる両足を前に出すよ
目の前に見えたものがほんのわずかな希望だとしても信じたい信じられたなら
きっとそれはすてきだから…小さな光に今期待を寄せ希望をあずけるよ 僕はあずけるよ

過ぎ去る今日というもう還らぬこの1日に
よけいな言葉などなくてもはじめからいらない
いるのは無理のない本当の心に灯るやさしさの明かりだけ
やさしさの明かりだけさ。

2008/01/08 (Tue)

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