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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2011] 大切なもの
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


絶望に打ちひしがれる自分を照らし出す灯り
未来を描きみてきた後でかんたんに済ますよ

ひとりぼっちの夜をいくつも越えて 誰かが誰かに寄り添わなくちゃやりきれない夜はこの先いくつあるかな

そんな疑問があるよ
もどかしく残るよ

幸せは二人で作り出していくものだと
それでも握りしめる永遠だと言い張る
この想いを超えられる何かがあるのか
今僕らは新しい物語の先へと次のページへと今日にさよならしてバンバンめくってく 忘れてしまった大切だったはずの見失った何かを探すように 歩き続ける

転んでも 膝を擦りむいても何度だって立ち上がるさ こんな痛み君を思えば何でもないから
探し続ける 今夜も幾億もの夜空の星の中に何千もの街を行き交う人の中に
たとえそれがかえらない幻だとしても
わかっているのさ
わかっているからこそ信じれない事実もひとしお
よりにもよって突然の出来事なのに「ハイそうですか」なんて受け入れられるわけないよ すぐには

多分 僕は探し続ける これからも
ずっと 僕は探し続ける 明日の進む先も無視して すべてを過去に置き去りにして自分を優先して生きるなんて残酷なまねはできないから
僕が忘れたら誰も君の記憶をつなぎ止める人が居なくなるのだから 僕が買って出るよ君の寂しさはひとしお
そして今日もいつもと変わらなくていいから平穏に流れてくれることをただ祈るだけ…祈るだけ

そして今日も夜が更け朝を静かにつれてくるいつもと同じような1日が始まる
だるいからだを無理矢理に起きあがらる日々 それを永遠だと思うだけで無限大になっていく いつも

君の為のメロディ
いつも歌っていたいなにが大切でなにを優先するべきかなにが大事なのか 照らし出して教えてくれる大切な事に気付かせてくれるだから今日も君のおはようの声で目が覚める事に幸せ感じられるのさ。

2008/01/12 (Sat)

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