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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2143] やさしい歌は悲しい歌
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


あと何年…あと何十年同じことを繰り返せば僕は求め続けた答に行き着くことができるんだろう
せこい隙間…落とし穴に挟まってた青い雷に打たれたまなざしうなだれた肩に降り注ぐものを
止められやしないこのときの中で深みにはまりこんでいつか忘れてくのかな
あの思い出のメロディ

知ったかぶりの見栄っ張りの背中にニブい衝撃が走る
『あなたはこんな私の心に咲く花にそれでもなりたいと言えますか? ラララ…やさしい歌は悲しい唄でもあるのさ そんなこんなで』

庭に咲いた花も枯れて 新しくなるようにつぼみを付けてた
だから僕も花を見習い新しい日常に戻るような…ざるを負えないような雰囲気

飲み込まれ 渦の中
丸め込まれ 闇の中
疑心暗鬼 四六時中
いつものことだよ
低迷する 慣れてる
暗中模索 四六時中
毎回のことなのさ

『あなたはこんな私の心に咲く花にそれでもなりたいと言えますか? ラララ…やさしい歌は悲しい唄でもあるのさ そんなこんなで』

輝きがこの僕を囲み込むようにやさしく包み込んでいた
愛の温かい光に守れて抱かれて僕は幸せだった

温もりの中に答を見いだせてた…あの日自分の心の中以外ではじめての光をみた
とても温かい光だったと素直に思えることもまた幸せなのかなあ ラララ…悲しい歌もやがて雨がやんで虹がかりお日様がでるみたいに心にも日が射す 日が射す……。

2008/02/10 (Sun)

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