ホーム > 詩人の部屋 > 甘味亭 真朱麻呂の部屋 > 何度だってモーニング

甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2204] 何度だってモーニング
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


ようにいつもと同じことを同じように繰り返し 朝がこなくなったら終わったんだなと判断してもう目覚めない夢の中へ朝のこない闇の中で永遠の眠りにつくために永遠に眠るだけさ
朝がこなくなるまで最期の時まで 朝がくるからその日を精いっぱいその代わり悔やみのないように生きていつくたばってもいいような気持ちでその日を暮らす
そしていつの日かくる終わりの日を待つように暮らしていく
生活を同じように繰り返し繰り返し終わりまで朝がくればただ目覚め夜がくれば昨日今日明日と幾度も幾度も繰り返し繰り返し同じような日々を積み重ねいつかくる終わりの日が来たならただ受け入れるようにして受け入れればいいのさ
その日までは楽しませてもらうから 精いっぱい 目いっぱい自分なりに自分らしく生きて それがいずれはこれからを生きていくこれまでを生きてきた立派で確かな証になるんだから これからとこれまでを思い出していつかゆっくり安らかな眠りにつくときもこれからが先が短かったりぜんぜんなかったり明日が自分にはないときもただその日がくればいつものように何ら変わりなく暮らすだけ朝がくれば目覚め夜がくれば寝て…また次の朝まで生きれたら…ってな感じでくたばるまで朝と夜は繰り返し訪れるから僕に訪れなくなったとき それがくたばったあとだから動けなくなってもたぶん繰り返すだろうね 僕なら最低限おはようとお休みぐらい 朝がきたらいうよきさえすればいわなくちゃ朝とか夜って感じしないよ目も耳もその頃には聞こえてるかも怪しいくらいだからねそれはわからないけどその時になってみないとねそうやって目を閉じそうやって人生を謳歌して歌っていきたい楽しく暮らしていきたいな 何度だってモーニング 何度だってモーニング 何度だってモーニング 朝顔とおずれるその限りある時間が終わるまで 限りまで 命の続く限り命が尽き果てるまでは生きるよ 生きるから。

2008/02/18 (Mon)

前頁] [甘味亭 真朱麻呂の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -