詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
青い空の下
たくさんの夢を抱え背伸びも少ししてみた
けれど夢には届かなかったいつまでもずっと
見上げる僕から遠いまま手を伸ばしたけど指先すら届かずにかすりさえもしなかった
追いかけるだけの悲しみはやがて悲しみに
変わるだけだと知ったときから僕の旅は終わっていた
あきらめる事なんて何度したかわからないほどしてきたよ
届かないと知ったときそれを悟り そのうち立ち止まってあきらめをつけたら 夢が離れ希望も絶たれたこれで永遠に叶わない夢になった これで良いのかなんて今さらいえないけど
あの日自ら手を振ったこの僕に何も言う資格はないから
いつか夢を叶えた人たちは自分の輝かしい誇りある過去を思い返し
微笑むのだろうか
夢をその手にして
追いかけて走り続けるだけのそんなつかの間の苦しさに弱音を吐き耐えきれなかった 僕に今さらなんの言葉を残せというのか 昨日のさよならをまた思い出させるように周りはどんどん僕を追い抜いて夢を叶えてく
ほら立ち上がれwake up そんなしょげている顔をしてないで いざ立ち上がれstand up
いつだってgive-and-takeで俯いていたりしてる場合じゃないししてたらなんの意味もなく月日だけが通り過ぎてくだけだろ 答えはいつもいつでもそうひとつに決まっているのさ 判断材料ならば探さずともここに揃い踏み
青空を颯爽と駆け抜けてゆこう
その向こうにはきっと君を待つ光り輝く 未来が走り抜けたその先にある
そう信じてみよう
周りなど気にしないで 今見つめるべきは 枯れそうな僕
いまにもこのままじゃ枯れていきそうな たくさんの可能性を持つまだ若いつぼみさ 始まりはまだここからだって充分間に合うはずなのさ だから Go Go Go!
走り出すのは今しかない昨日の悲しみを今日にまで引きずってこないで生まれ変わった新しい自分で歩き出せ。
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