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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2321] あるがままの君でいて
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

素直でいつも通り自然なままの君でいてほしいよ
素直な心はいつも同じ答を伝えてる
なぜか悲しくなるときは涙があふれて
泣き終わったときには嘘みたいに少しすれば笑えている
なぜ人はこんなにも弱虫なのかな

強い人こそ涙もろいんだと君はいう
だけれどなぜだか僕にはそれがわからなかった

とても僕には真似できない 君のその切り替えの速さ

あるがままの君でいてよ いつもみたいに笑顔をくれたらどんなに嬉しいか
僕のそばで変わらない
その歌声を聴かせてよ
いつまでもどんな時でも 季節を飛び越えて 今

あの日からすれば今はとっても 比べられないくらい上手く生きれてる
はなれたその距離のかず分だけ
それぞれの歩幅もまた狭めていこう
なによりだれより近くで心と心の透き間を埋めるように空いた分だけ縮めていこう
近づいた分だけ互いの落ち度を知る だけれどはなれすぎたらなにもわからない
できた余白はすべてぜんぶなげうってでもたまに距離感がつかめなくなってムキになって大げさになったり 本当の自分がわからなくなって
最初からそんなものはないのにね それもわからずに繰り返してた 無意味に持て余した時間 その分だけ意味もなく愚かに離してしまった当たり前なはずのこの距離 何万歩よりも奇跡に近いくらい嬉しいだけに遠い素晴らしい距離を埋めていくためには
さらなる努力が必要らしいね なんて他人事みたいに外枠から見下ろしてた僕を引きずりおろして

遠く遠く ドコまでも 離れたこの距離を少しずつ埋めて
ドコからドコまでもなんてなく 失ったこの信頼を拾ってくように取り戻すんだ 僕よ

ラララ ラララ
いつでも同じ言い訳ばっかいう 日々
繕う言葉ばかりさがして さがして
ルルル ルルル
時々言葉をなくす君との距離が もう 届かないくらいに何万歩より遠く見えた 遠く見えた気がしたんだ。

2008/03/16 (Sun)

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