詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
もうこれ以上話せることはないと
過ぎ去る過去を無理矢理に忘れるように
逃げ出してきた後ろ姿が悲しすぎて
どこにも行けずに行き場もなく彷徨う心
やり場のない想いを受け止めてくれる
そんな人のために僕はこの限りある時を共に過ごし そして生きていきたい
全ての罪をぬぐい去るとき 洗い落とした過ちの数だけ
僕は今まで数々の扉を開けてきた 終わりゆく今日という日は
二度と消えないまま僕の胸に刻まれるこの一瞬に心は輝く
今まで一番の光を放ちながら
繰り返されてゆく
意味もなく積み重ねる日々 淡い夢を僕は今まで何度見てきたかな
さよなら過ぎ去る
たくさんの日々たち
手を振りながら 遠く遠い日々を眺める眼差しが何かを語りかけるように 今もまだそんな声がきこえているよ この胸にさり気なく ただ静かになんとなく響いています そよぐようにやさしく歌うように
はるかな時の声が未来の礎を築いていくのさ
本気でもなく生半可でもないけど僕は歌う今に意味があると
思うからこそ僕は明日を受け入れ生きる
いつか訪れる終わりをもこの身体に刻み込むように
輝ける未来であればちょっと汚くても受け入れる気持ちをもてるんだと心からそう思う
自分を活かすように 明日の扉 力強く開け放つのさ 今
新しい出来事が光を その先に見出し希望を見せてくれるよ
風船にくくりつけて飛ばしたあの日の夢
飛んでいってくれたようだ だって未来の今の僕にちゃんと届いたから
だからあの日の頑張りも 今までの涙も無意味じゃなかったと解るよ はじめて
そのためにこの今日のために生きてる 100%の笑顔浮かべられるように 今いる未来で あの日そう絶えなく限りなく願い続けた 夢がそのままの形で今ここにある 全てをきれいごとだと片づけないで良かった諦めてたら手には入らなかった夢があるのさ。
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