詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
片っぽの心がポロポロ泣き出して
その半分は燃えてるように熱い
さよならするときはやっぱり悲しい
だから僕は泣いてしまうんだなぁ
つまらないと思えば思うほどに明日が退屈な日になり
そのつまらないという気持ちがさらに心を腐らせていく
心の中で形づくる想いは想いのままでいつまでも 変わらない退屈な幸せが僕を生かしてる ここに
叶わないよ 願うばかりじゃ 嗚呼
本当の気持ちを集めるように素直になれた日には きっと言えるかなあ
君に伝えたくてうずうずしてた毎日を伝えられるかなあ その日を待っているように君もいるかな
僕のこの言葉が君に届いた瞬間には
きっと今までのすべてが報われるんだ
そう、信じながら少し叶わなかったらとおそれながら
ためらいがちに扉を開くよ 今、僕は
夜は更け
朝がやってくる
今日も始まる
新しい今日が
夜は終わり
朝の陽射しの中
君が迎えに来る…
あの日 言ったからこそ 言えたからこそ
今の僕らが あったんだねと あったんだよね
そう言える 今も幸せは続いてる
何も変わることのない幸せが
変わらないあの日のままの気持ちも
ここに絶えず生まれてる ここで絶えず限りなく
あふれています
日々はそれでもふたりのそんなやっと言えて今を築くまでの時間をすべて何もかも奪ってゆくのだね
いつかはみんなそんな風に
永遠はないけど
だからこそ不滅の出逢い…永遠に愛すると誓うことは間違いなのか だけれど限りがあるからこそすべてが終わるそれまでは共にいられると笑った
それまでの時間を精いっぱいなれば楽しめばいいと思うよと君は力強く何かを押しころすように笑った
沈み込む想い いくつもの出逢い その中で君を選んだ僕の判断は間違いじゃない そう今気付けた 一瞬の場面の中に見つけた永遠に少しだけ命の鮮やかさを見た。
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