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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2385] 一番星になりたくて
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

君の中で 一番もしくは一際
輝く星になりたくって
僕はいつでも飾りたてていた
だけれど大切なものは
そんな格好だけのものじゃないと
君から教わったんだな

君の一番星になるためには そのためにはきっと心の中にいつの間にかついてしまったお飾りと変な癖を直さないことには 次には進めないんだよなあ

君の中でも 僕が一番になってほしい
この胸のずっと奥の方で奏でてる聞き慣れたこの音声つきのメロディに負けないような歌を唄いたい 君のために
君に向けて 唄います

僕の中では君が一番で 間違いなく一等賞で そんでまぶしいくらい輝いているように
君の中でも同じような輝きで僕を見ててくれたなら これ以上の幸せはないよ そんな光を秘めた眼差しで僕に希望を託してくれるならばありがたいよ

この唄や この好きな気持ちは急に湧き出たように まるで噴水みたいな勢いで勢いよく心のそこからシューッと飛び出したんだ
自ずと素直になりたい気持ちがあれば言えるさ それがもう素直な気持ちの花を咲かす恋の始まりの種だから

夜空の闇に浮かんだ星を遠い宇宙に梯子をかけて手づかみで掴み取るような
そんな他愛もない夢みたい 君と
過ぎゆく月日の数だけ魔法のスポイトで青空の雲や 季節の風景や 夕暮れのオレンジジュース長いストローで飲む
そんな下らないくらいばからしい叶いっこない夢みせてよ
現実世界ってあまりにリアルすぎて夢など語る暇も数えるほどしかないしみんなばからしいって相手にもしてくれないから だから
君の心に一番星を光らせてみたいんだ
君の心へ翼つきの靴を投げてみたいよ

少しはそんなロマンのある夢みたいな
ばかばかしいといわれ続けても君と一緒なら大人しい僕もいいところ見せようとバッタバッタ片っ端からひねりつぶすさ
ただ君だけの一番星になりたくて探し始めた不滅のストーリー。

2008/03/28 (Fri)

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