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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2391] ボクらのミライ〜未来予告予報
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


もう何度繰り返すのかな あと何度繰り返せばいい
悲しき輪廻はまだまだ続く その繰り返しで君の幸せが約束されるなら 僕は繰り返そう

青い静寂が降り注ぐ街で 思いを胸にそっとしまった
口をすぼめ 目を閉じる
何もいわないで君だけが知っている未来の在処を
誰も知らないし知ることのない場所を
僕だけに教えてくれたね

つながっては 断ち切れてを繰り返す
だけれど 道は断ち切れてもまたつながる
やさしい嘘と嘘で
手と手をつなぐように

また今日がくる
一回の失敗ならば
また次があるって
思えば出来るのさ
次には必ず 絶対
出来るはずなのさ

ボクらのミライには
出来上がってるはずなのさ

この世界でまかり通ってる当たり前な事など所詮人が決めた事で くだらないとも言えますな
だいたい
操られてる体中に巻かれた糸を断ち切って
自由とちょうど良さの不思議を 抱きしめながら眠るよ
今夜も 眠るよ

ボクらのミライは暗い夜明けじゃない事 そう願ってるよ 僕は

結局は誰かに頼り守られ従事するしかないのかな それでも
僕は 僕は 僕は
出来なかったんだ

未来を事前にしれたなら
退屈になるとしても
知りたい 奴はどうなのかな
他人の事でも気になる そのほうが。

2008/03/29 (Sat)

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