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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2428] 今度逢う時には君は僕の恋人
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]

重なり合う声が作り出すのは
遥かな未来を楽しくあれと望む心が今度は生み出す
確かな永遠誓う愛のしるしさ

愛とは実にもろいもので
すぐにちょっとの衝撃で壊れてしまうらしい
まだ描けていない新しい
明日への道僕らの行く手を遮る何かが何なのか見極めて

正しいこともそう時には疎ましいものさ
全てを正しくして正しいとはわかってても破りたいその気持ち
僕は何度そんな衝動で罪をおかしたかな
時を越えて今その罪の形がよみがえり僕に遠い過ちの日の景色を見せて戒めるようにと教えている
もう二度と同じ過ちおかさぬように
やさしい目で見つめてる普段は鋭い
目をした神様もその姿を頭に転送して
僕たちにイメージを与えたんだよ いろんな事を思えるようにいろんな事に感動して心を動かせるように感情を持たせたんだよ それだけに感謝はつきない
涙でにじむページの端っこに少しめくれた未来の光が後半のページに輝いてた
先にはめくれはしないから今は見えないけど
そう思う今やそう思える事を愛しいと感じたならば抱きしめよう 永遠に刻むつもりのこのメロディひとつだけ

抱きしめよう
懐かしい思い出話を肴に昔を語る日まで
苦いお酒の味
舌を麻痺させるほどほろ酔い気分の僕は
ベランダに出
瞬間に夜空を駆ける星に祈りを捧げたよ

それはそれは永遠の願い 当たり前な幸せが続くことだけ祈る

君が君であるように そして此処にいるように全ては巡りまた此処に戻る
また会う日までふたりは永遠の恋人となるその日まで

待っていてくださいその日よ 君があと何年かしたら僕の恋人になる
思い出の中だけの笑顔の素敵な少女だった君が今は大人で僕の世界一大事な人で それだけはあの日から変わらない あの日抱いた想い 誓った約束は未来を誓う消えない存在のしるし 過去に返る道しるべさ いつまでも。

2008/04/19 (Sat)

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