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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[2686] 旅のお供は可愛い彼女
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


人は当たり前に此処で生きていられる事
ただ息を吸い息を吐き生きていられる事
そんな事に気付いて幸せに思うべきだ 当たり前だと思うのは順番からしてそれからだ

自分が生きていられる事
周りのおかげだとか思えないことは自分の存在を否定してる事さ
そろそろ気付いてほしい

見えそうで見えない
見えていそうで実は見えてない
しんじつってそんなものだ
なかなか簡単に見えない
でも見たい
あなたの心の底に沈んだ真意も

しんじつは見ようとしなければ見えない
やっかいなもので
しんじつは見極めようとしないとわからない
それでも見えないのが事実
あやふやなものだ

だけれどめげずにしんじつだけをみつめてほんとの事を割り出したい
偽りに負けないで
光だけをみつめて闇から目を反らすんじゃなく闇の広がりを抑えつつまばゆい光で闇を光に変えて
光の領地を拡大しよう

地殻変動!
勝負はこれから
急げ!僕よ

走り出すんだ

焦げ付いた砂浜を裸足で歩くような感覚に
足をもたつかせながら飛び跳ねては苦笑い

はずむ夏のリズム
振り返ればとおいようで近いような
距離で僕に手を振る春の思い出たち
夏もまた君といれば
オアシスにも楽園にもなるから

どうか最高の夏を僕にください
もう同い年みたいな言葉使わないから
年上な彼女は甘酸っぱい皮肉たっぷりな笑みを浮かべた

そしてまた抱きしめる君は悪魔
砂にまみれた
舌を口から出して
じゃれついた
砂を吐きだす

くり返す ばかみたいな恋の戯言
グチともとれる僕の戯れ言
くり返す それでも君を愛してるから
だからどんなにわがままになっても
愛している…

そんな小さな理由だけど
そんなふざけた理由だけで
僕は七転八倒 まわれ右
東西南北 どこへでも君となら

お供、仕ります。

2008/07/19 (Sat)

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