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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[3264] またたくひかり
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


僕がいつかみつけた光はほのかな光
それは誰にでもふれさえすれば見える光
手を伸ばせばつかめるくらい案外近くで光ってるかも

さあ 今 その光に手を伸ばして 見えない光をつかめ!
闇の中からキミの手を探り当てて引き寄せるように 引っ張り上げるように抱きしめたい!

またたく光 ほらまた僕のそばでまたたいた キミという最後の希望の光
今まで傷ついた分
癒してくれますか?
そしたらキミはおやすいご用よなんて言いながらほほ笑んでくれた

またたく光はまたいつか 時が経って光らなくなっても
見えないくらいときめきが最初よりずっと小さくなっても
たしかに心の奥底でつよく光っているから
ただ見えないくらい深いとこで輝いてる
だから僕もその光のようにキミを頑張って精いっぱい命が続く限り愛したいよ
光 今 またたいている
また またたいている

僕がキミを大切に思う瞬間 キミの頬に光りながらこぼれ落ちる涙が流れるとき
あの日の熱い思い思い出せるように
忘れ去ってた遠い日の光 その記憶
ふたりが編み出したあの日々 キミと僕で紡ぎ出した今という未来

だから

またたく光 忘れないで ずっと キミとふたりのまま
永遠をこの手で描こう キミの手と僕の手が明日を描く
思い通りに全てがならなくてもきっと僕はキミがいれば何もいらない
それだけで いや
それひとつで十分さ
それがまたたきだした一瞬の光
だんだん だんだん
強くなって いつかまばゆく輝く星になりやがて月になる
満月みたいな大きな幸せ
神様に見せてやりたいな
これが愛の力だと知らしめたい
駒なんかじゃないぜ
言ってやろうな
僕の光 またたく光
この世の中で一番 僕を愛すに値するキミ 僕と一緒に一生をともにするに異論のないキミ
キミにとって僕もそんな存在であればいいなあ…

2008/12/07 (Sun)

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