詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
昨日は笑えていた自分がいただろう?
なぜ今日になって僕は笑顔落としてる?
あれどこ行ったかな
笑えない日
笑いたくても
そんな日もあるけれど昨日みたいな笑える日もある
僕らは繰り返す
悲しいことがあってもこの人生をやめないのは笑える日があるから
ただそれだけ
僕を突き動かすゼンマイなんだよ
だから 僕はいつでも自分で自分のゼンマイ巻いて動いているのさ
でもあまりに悲しくてゼンマイを巻く元気もない日は君が巻いてほしいんだ
いつでもすぐ傍にいる君に 愛を込めて
そうだ 笑え 笑え
この人生を繰り返す日々を
今は雨でも いいとこ曇りでも 笑え 笑える元気くらいは残しておきたい
だったらもう一度ゴミ箱に捨てたヒーローのあかしを身につけて悲しみにさらわれた僕の抜け殻を
その魂を助けに行こうよ
笑え お気楽マン
君は誰よりも確かに脳天気な筈だろう?
そんな君が泣いていたら彼女が悲しむだけだろう
だから今 すべての悲しみをなぎ払って駆け抜けていこう
かっこわるくても
時代遅れでも
君だけの 君だけのヒーローだから
君だけは 君だけは認めてくれるから
そんな君を助けに行こう
バカな自分を打ち倒して僕は僕の中から自分を制御して狂ったコンピューターを元に戻す
どうだい?
これで元の優しい僕だ
君のよく知ってる僕だ
ひさしぶり
ごめんね
愛してるよ
言いたい言葉が
言えなかった言葉があふれてる
涙に染まる部屋
神様さえ悪いと思って目を横にそらす
素晴らしい愛
けんかの熱もさめればほら適温だ
やけどしないでおいしく飲める
ココアみたいな甘い夢の出来上がり
今 幕は静かに開いた
第二幕のはじまりだよ
さあ 拍手の準備を
忘れてた笑顔ふたつ並んでふたりお気楽マン!
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