詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
前に進もうとすればするほど足がふるえて後ろに下がってしまうよ
意識してしまうのは目の前にある恐怖や痛みに経験があるから
何十メートルもある高いとこから飛び降りる気分だ
前進と後退を繰り返して歩く僕はまるでロボット
時たま壊れてしまうとこもまるでロボット
でもイチニノサンオイッチニ考えてみれば電池がはずれてただけとかよくあるから自分も小さな見落としで迷ってるときあるから
落ち着いて考えてみる
飛ぶべきかやめるべきか
人生は質問責めの繰り返し
耐えて行かなくちゃだめだから
はじめての時のあの脳天気な気持ちでいつもいられたらとか思っても仕方ないしむなしくなるだけだからね
今日もコツコツ進むよ 進む
急がずせかせかしないで 進む
僕はロボット
まるでロボット
旅支度を済ませたら
いつもと同じ順路で変わらぬ歩き方で行く 行くよ
前進と後退を繰り返す 衛兵のようにすました顔で僕は冷たい社会に操られ愚かな自分に無表情で 涙を流す
ちょっと考えてみればイヤだな 今の自分
だからすこしずつ無邪気な僕でいたときの心思い出して元にもどれるよう頑張ってみよう
後退するのは前進して失敗する事を用心し未然に防ぐため
そして前進は危険がないとわかったとき進むためにあるものなんだ
でも時々常識ぶち壊して信号無視してつっこんでくるような車もいるから
努々青で危険がないことがわかっても突然の事態に対処できないから
常識にばかり頼るのはまた危険だから
常識がいつでも役に立つわけじゃない
時には常識をもくつがえすルールやぶりをするしかないから
正しさだけ持ってても危険だよ、持つのならずる賢さや悪意も持つべきだ
つまり言いたいことはそういうことさ
危険と隣り合わせのもはや完全平和のない世界においていつでも警戒心を持つことは大切なのです
心がけてみて。
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