詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][得票][編集] |
貴女は私という人間には欠かせない人
貴女は私にとっとての人生を生きるパートナーでもあり
信頼できる仕事仲間でもある
私が作ったこの名もない詩に綺麗な声で色づけておくれ
私は色のない無色の詩を作り
君は多彩な色でその詩に音をつける
その二つが合わさりようやく完璧な歌になり
一枚のレコードになる
だから
歌っておくれ
咽が嗄れるまで
歌い続けておくれ
私はこの右手が腐るまで詩を書き続けよう
それが僕らに与えられた仕事だ
だから
もっと歌っておくれ
変わらぬ声で
もっと歌っておくれ
僕の歌姫よ。
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