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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[548] おもいでの足跡
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


振り返りゃ見える
今まで歩いてきた長く続いた道の上
僕がつけた幾つもの足跡
その足跡は僕に大切なことを思い出させてくれる
年老いた頭に残る幾つもの思い出
その場面の一つ一つを記憶している
ありきたりな毎日だけど
僕にとっては忘れられぬ大切な思い出には変わりないのさ

だからもう一度
振り返ったときには
この世とお別れするとき
だからあの頃精いっぱい生きていたんだ
年をとった今だからこそ
言える大人びた言葉

自分の涙で足跡が消えてなくならないように
涙は拭いて
明日へと行こう。

2007/02/22 (Thu)

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