ホーム > 詩人の部屋 > 甘味亭 真朱麻呂の部屋 > 這う私。

甘味亭 真朱麻呂の部屋


[609] 這う私。
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


私は社会という深い深い暗やみの上を這う人よ
冷たい風に吹かれながら
傷つき挫折して
絶望を知って
それでも必死になって生きようとする
それが人よ

暗やみに光差すことを信じている
だから私はこんなにも頑張れる
こんなに傷だらけになっても
こんなにからだを冷たくしても
こんなに社会から嫌われていても
私は這う
いつか暗やみを抜け
光を見るまで
強かな希望を胸に私は這い続ける。

2007/03/06 (Tue)

前頁] [甘味亭 真朱麻呂の部屋] [次頁

- 詩人の部屋 -