詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
夜空を見上げて
一番星を見つけよう
子供のように
子供に戻ったように
無邪気に笑おう
輝いてるあの星を見て
きれいだと思える素直さ
童心を忘れぬようにもう一度自分を戒めよう
今夜だけ 今夜だけ
幼い心に舞い戻ってみよう
そうして そうして
輝く星たちの舞台の上で
手を取り踊ろうか
そうたとえば円舞曲(ワルツ)でも
きっと 僕らの明日は輝きに満ちた
目映い日になるさ
もう 迷わずに愛し合える
そんな気がした
ただそんな朧気な気持ち
それでも僕らは許せたよ
今まで抱えた憎しみや妬みの数だけ
これから優しさと愛おしさに変えて
そのために 今夜
僕らは踊る
夜のやわらかい風にまもられながら
揺りかごのように夢に揺られて円舞曲でも踊りましょう。
[前頁] [甘味亭 真朱麻呂の部屋] [次頁]
- 詩人の部屋 -