詩人:甘味亭 真朱麻呂 | [投票][編集] |
窓から差し込む朝陽に起こされて
目覚める朝はとっても心地いい
机に一つカップに注がれた野菜ジュース
見上げた空の青色
心を躍らすドライブ日和
邪魔するものは何もない
遮るものは何もない
あるのは眩しいくらいの朝陽と
手に持った飲みかけの野菜ジュース
只それだけ
『"おはよう"』
明るく君に挨拶をしよう
リビングの写真の中で笑う君
もう会おうとしても会えない君
だけれどもう大分傷はふさがった
飲みかけの野菜ジュースを飲み干したら
図書館にでも行こうか…?
買い物にでも行こうか…?
残されたのは
君の居ない静かな暮らしとこの家だけ
それでも僕は君にする挨拶は絶やさない
たとえ君が返事を返してくれなくても
僕は繰り返す
おはよう おはよう
グッドモーニング
おはよう おはよう
グッドモーニング。
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