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甘味亭 真朱麻呂の部屋


[989] 君に贈る愛の唄
詩人:甘味亭 真朱麻呂 [投票][編集]


青い青い空にお日様がギラギラ輝いて
僕らに微笑みかけてくる
汗ばんだ頬をつり上げて笑顔を返した
長い夏の日の坂道を二人歩きながら
色んなこと話し合った
時々顔を見合わせて
君は僕のつまらない話の一つ一つをこぼさず拾ってくれた
頷きながら

今僕らはあの日より
大人びた夢を
追い求めては弱音を吐いているけれど
それでも変わらぬ愛のままで
今も見慣れたこの坂を歩きながら
愚痴を言い合ったり
お互いに理解し合ったりしてる
手を繋ぎながら

君に贈る愛の唄
恥ずかしがりながらも
顔を赤らめながらも
唄うよ 愛の唄を
唄うよ 君のために
僕はいつだって何処にいたって
同じ想いを胸に
唄うよ 唄うよ
君に贈る愛の唄
君に贈る愛の唄
君に贈る愛の唄

青い空とヒコウキ雲を背にして
今僕はぎこちなくも
唄えてる 唄えてる
君に贈る愛の唄を。

2007/04/25 (Wed)

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