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君は運命の人だよと
心の中で告白して
始まった二人の交際
僕は
イタい人じゃないよね?
君はいつも知らん顔して
クールを装ってる
本当は
僕に抱きつきたいくせに
ツンデレが売りの君
僕にはわかってるから
そのままでいいんだよ
誰もいない夜道を二人
恥ずかしがって
君は離れて歩く
月より君に見とれる僕
落ち着かない君
キスを待ってるんだね?
でも
君を大事にしたいから
結婚するまでお預けだよ
僕ならば
君を誰よりも愛せるのに
そんな事を考えて
一日が過ぎていく
君の浮気現場
僕の胸に
飛び込めばいいのに
その男は誰?
僕は恋愛の達人だから
ゲームでは
一日で全キャラ
制覇した男だから
君の心理を見抜いたんだ
練習台だね?
言わなくてもいいよ
でも君は
初々しいままでいいんだ
初めての旅行
君は僕に意地悪して
行き先も告げず
一人で先に行ってしまう
でも大丈夫
君が僕について来る
必要はない
いつだって僕は優しい
僕が君の後を離れずに
どこまでも
追いかけていくから
僕ならば
君を誰よりも愛せるのに
そんな事を考えて
一日が過ぎていく
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嫌ってくれ
もし
俺が死んでも
悲しくなんかないよ
泣かれるのが一番つらい
何処までも
堕ちていこう
毎日が死ぬ日となって
それで
一人だけなら何の問題も
障害もないのだが…
せっかく
お前が一生懸命
あたためてくれた手も
あたためて
くれようとしたこの心も
そうと察した俺は
涙がこぼれそうになるが
また
すぐ冷たくなって…
孤独な度合い分
強さに異常な関心を持ち
そうだ!
俺が死ぬ練習をしよう
実行するのは
お前が慣れてから
お前が笑ってから
せめて
お前が平静を
保てるようになってから
そんな日は…来ない…
(泣)
(嬉?)
そのリハーサルを
サボるお前
優しくても
ちっちゃかった手
俺を見る目に
露ほどの汚れもなかった
あどけない瞳
そこに映されるのが
俺なんかではダメなんだ
どうしても死にたくて
気が狂いそうな予感と
VS
妹を置いてきぼりにして
色んな約束を破って
ずっと一緒にいると
遠い昔に俺は誓ったのに
泣くかもしれない
いや
必ず泣く妹がいる未来
お前のために死ねるなら
もう2度と
お前に会えなくてもいい
俺のすべては
お前に注ぎ込んでいいよ
嫌ってくれ
お前に嫌われて
俺の強さは完成する
もう
誰も必要じゃない
「必要じゃないんだ!」
「………」
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いつも
会いたかった
髪に
さわりたかった
いい子いい子も
いっぱいしてあげたい
妹の髪は兄のものだし…
いつもは会えないし
さわる事もできないし
離れていても
そばにいられるように
殺人犯になっても…
独眼竜になっても
高い高〜い!も
いっぱいやろうと思って
まだやってないし
もう…
いちいち可愛いんだから
今まではお姉に100%
いってたものが
今は70%くらいは
妹にいってるから
可愛くて仕方がない
エサを与えれば
めっちゃ喜んでくれるし
千尋の谷から
突き落としたりは
しないから!
だって
這い上がって
来れそうもないし
だから
可愛くても
旅もさせない
抱き合って寝る
世間は
僕らに冷たいし
必ず守れる
胸の中にいて
お互いが唯一の…
兄妹と言う呪縛
いつもは会えないし
さわる事もできないし
離れていても
そばにいられるように
殺人犯になっても
独眼竜になっても
もう2度と会わない
それは
自分の首を
絞めるようなもの
そんな妹も
もうすぐ16歳
結婚できる
誰と?(怒)
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太陽の唄う中で
ご機嫌に過ごした
微笑みながら歩いていて
足どりは軽く
浮いてしまいそうだった
まるで風船
フワフワしてさ
あっちやこっちに飛んで
気がまぎれて
それでも
あの子を忘れなかった
笑いもしない
表情という忘れ物を
遠い記憶に置いてきてた
取り戻せる日を
心待ちにしながらね
きっと
おびえているに違いない
理想の人を
捜しているに違いない
だから
僕が立候補しようと。
さみしいのなら
呼んでくれて構わない
構わないのに
迷惑だった?なんて
こっちは望んでるのに
なかなか
そうしてくれないキミに
手ごわいキミに
あのね
そっちの都合で
振り回されることは
僕には嬉しいことなんだ
いつも
常に不幸を所持してた
僕は麻薬犬みたいに
それを知っていた
キミは悩みも不法所持
僕はそれも見抜いてたさ
あの子は
変わり者とは言わない
ただ
背負い過ぎただけ
疲れても
そのリュックを
下ろす場所もなく
相談したりもせずに
だけど
それももう終わり
僕がいるんだぜ あの子
理想〜それが僕だなんて
思いもせず。
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やさしすぎて
襲えないんだね?
ただ一言
「拷問の日々だよ」と
ねじ曲げられてく
無理矢理な力で
悲鳴は部屋で一人で流す
涙にかき消された
女にはなりたくない
力ずくで自身を奪われて
汚される身になれば
それなのに男の今
気が狂いそうなほど
手も触れ合えぬ身の上
僕の人生そのものが
アウェーなんだよ
只今
独立国家として鎖国中
誰にも会いたくはない
出ていってくれよ
不必要な存在
駅の柱を抱きしめる
あたたかいは知らないよ
冷たいは気持ちいいよ
時が変われば
英雄も変人と成す
この国は彼を排除した
言葉の空を自由自在に
一線から飛んでいたのに
狙撃したのは
きっと更なる悪人たち
そう思わなきゃ
やってらんないよ
愛ってナニ?
好きってナニ?
真顔で聞いてきた
鳥肌をひいてしまったよ
感情も興味も
感じてないらしかった
自分の価値がわからない
人の持つ毒で
生きれば生きるほど
僕は弱っていくんだよと
繊細な言葉を吐く
精神の寿命を気にしてた
出迎えは化け物呼ばわり
僕は個人に
なった事しかなく
いつも
加害者は集団のくせに
人にやさしさなんて
ないんだよ
今日も歩いた
外観重視の町並みを
憧れる人もいないまま
桜並木で突如
もよおしたのは吐き気
やさしさは
破片も残らぬほど
出さなきゃならなかった
思い知った事がある
皆と違ったのは
世界なんかじゃなくて
次元が2ミリずれていて
それできっと
僕が見えなかったんだ
声も聞こえなかったんだ
十数年ぽっち生きて
方程式の証明と
恋だけできなかったよ
自分だって
好きじゃないのに
他人に好意を向ける
神経がわからない
僕がまだ乙女だった頃…
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なんで奴らに
ゴールドを与えたんだ?
なんで僕に
ブラックを塗ったんだ?
センスを疑うよ
馬鹿な奴らだ
普段は切ってあるのにな
僕の電源
人形に向かって
話す人を見ていた
目の前の特等席で
相手が僕を見ている
サービスつき
なんで奴は
金を高価にしたんだ
金髪は高価で
黒髪は安易な
拭いきれぬイメージが
日本にはある
見るアルバムもない
懐かしむ少年時代もない
いったい
なんで僕に
ブラックを塗ったんだ?
若く明るいうちに
キレイなまま
死んでしまいたい人
続出の世で
本当によかったのか?
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いずれ別れるの
わかってる
君が僕じゃない誰かを
好きになったその日から
ずっと待つ
何十年でも待つ
結婚したら
離婚するまで待つ
相手されないの
わかってる
キレイな君と醜い僕
君は
審美眼までキレイだから
僕を好きになる事は
ありえないんだ
夢なんて夢の夢
君が隣にいるなんて
その視界に
入る事すら許されない僕
でも
もしかしたら?
いい加減
現実を見た方がいい
でも
目は君を見る
一番見たい人を知ってる
口汚く罵られても
僕は聞こえないフリ
万引き現場を目撃しても
僕は狂人のフリ
落とし物をひろっても
君のものは僕のもの
満員電車でそっと近づく
こらえきれず
手をそっと差し出す
君の顔が歪む
あぁ キレイだよ
愛の洗礼
そこにエロさはない
ずっと待つよ
見守ってるよ
何百年でも待つよ
一途に君を想う僕と
一途に僕を避ける君の
ラブストーリー
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きみの事を
考えていたら
きみの事だけを
考えていたら
もやもやと
想っていたならば
東京タワーの
てっぺんから落ちたって
生き残る自信がある
そこだけは
負けたりしない
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巨乳にするか
貧乳にするか
迷わずにはおれず
チーズバーガーなんか
俺は食えねぇんだよ
わかるか?
く〜ちゃんにするか
あゆにするか
多数決にしたが
下半身は挙手をせず
簡単に言えば
たいした造作の顔でも
スタイルでもないんだよ
わかるのか?
お前の娘は預かった
一度は言ってみたい台詞
正しき犯罪者への道に
手招きされてる俺
お前なんかに…
我は激突と言う
この世で最も美しくも
醜き黒い花
あぁ おぞましや