詩人:あいく | [投票][編集] |
彼わ泣く事がないと
話しに聞いていた
心わ鉄で出来ていると
噂に囁かれていた
だが彼が涙を流す
その姿を見てしまった
しかし彼わ俯きもせず
その涙を拭うでもなし
顔を覆うこともしない
ただ顔をあげ目を見開き
その手わ何かを握りしめる
成る程耳に届いた風聞も
強ち間違いでもない
顎先から滴り落ちる
涙が地面に染みを残す所わ
他と変らないけれども。。。
詩人:あいく | [投票][編集] |
歩いていようが
走っていようが
跳んでいようが
立ち止まっていようが
それがなんだって
揺ぎ無い行き先に向いた
ただその行く先だけを見据えた
そのまなざしが
心を摩擦するのです。。。
詩人:あいく | [投票][編集] |
私の中で生まれ損なってるモノがあって
それわ私の所為以外の何ものでもなくて
でも多分ずっとそれわ変らない事だけど
だからこそ私わそれを変えて行くために
生きつづけようと心を定めるのでしょう。。。
詩人:あいく | [投票][編集] |
本当の事を知る人わ
本当の事を語る事わ
あまりしないもので
本当の事を知らない人わ
本当の事を語る事に
能うものでもなくて
つまり語られる
多くの物事などに
本当の事わ極めて
少ないものであるかな。。。
詩人:あいく | [投票][編集] |
世界にわ幾つもの世界があります
ただ一つの世界にずっとずっと
留まっている事わあまりありません
人わ世界の中の幾つもの世界を
渡り歩いてゆくものですから
私わ今貴方の居る世界に居た事も
過去にあったのかもしれないですし
そして私わ今貴方がまだ
訪れた事の無いかも知れない
そんな世界にいるのでしょう
いずれ貴方わ今私の居る世界に
足を踏み入れる事もあるでしょう
その時にその世界にまだ
私が居るかどうかわ解りませんが
もし同じ一つの世界の中に
貴方と私が居る事ができる
そんな時があったとすれば
私と貴方わ少しのお話をしたり
そして少しお互いを解り合えたり
そんな事もあるかもしれないです
ただ世界の中の幾つもの世界わ
あまりにも数が多いのですから
一つの世界の中で巡り合える事が
この上無い宝物になるのだと
そのように思うのです。。。